君と最後に会ったあの日の前夜は、それはもう怖くて怖くて…眠れなかった

想い

会いたいけれど、次会ったときには君に彼女や好きな人ができてるかも…と思うと怖くなってしまう。君と最後に会ったあの日の前夜は、それはもう怖くて怖くて…眠れなかった。君に会うためにとび乗った東京行きの特急電車の中でも、「やっぱりこのまま引き返そうか?」と何度も考えた。…さすがに当日ドタキャンは最低だから、それはしなかったけれども。
結局君は去年の夏の時点では、慣れない仕事と一人暮らしで忙しくて、彼女はできていなかった。私は「えっ、彼女いないの!?君は優しいし教養も豊かで頭もいいし、顔もまあまあだからたくさんの女の子に言い寄られてると思ってたけどね~世の女の子はどこを見て歩いてるんだろう?生きるのって大変ですね」なんて口ではおどけてしまった。でも驚いたのは本当。だって君は、今を一生懸命生きている女の子が見落としていたらもったいないぐらい、本当に素敵だから。
…でもこんなこと言いながらも、好きな人も彼女がいないあの夏が続いてほしいなと私は思ってしまう。今、私たちは友達として楽しく会うことができているけど、もし次会ったときに君が嬉しそうな顔しながら「好きな人ができちゃいましたよ~」なんて言ってきたらこれから先、どんな風に接したらいいかわからないんだ。そんなこと言われちゃったらもう笑顔で、君におしゃれして会うことなんてできない。
そんなことをモヤモヤ考えながら新年を迎え、つい数日前に君から同窓会のお誘いをされた。私はその日は都合が悪く断ってしまったが、仮に都合がよくても断っていたかもしれない。誘ってくれた君に会うのが怖かったから。…もうこのまま一生会わないのかな。会いたいと思いながら、最後に会ったあの夏の日が私の心のなかで続くのが、幸せなのかもしれない。

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