あなたは嫌な顔一つせず、優しくうなずきながら私の話を聞いてくれていましたね

想い

いつも笑顔で明るくて、人懐っこく話しかけてくれたあなた。今頃そちらでどうしていますか?バンドを組んでまた音楽をやっているのでしょうか。大好きなお酒を楽しんでいるのかしら。

人見知りで初めての子育てに戸惑っていた私に、あなたは明るく話しかけてくれましたね。子育ての自信が少しずつついて行ったのは、あなたという初めてのママ友が出来たからです。

私のそんな気持ちを素直に伝えることもないまま、あなたは手の届かないところへ行ってしまいましたね。

何も知らなかった私は、あなたがいつでもいつまでも私のそばにいてくれていると、いつでも道で会った時にまたたわいもない話で笑いあえると思っていたから、あなたといるその一瞬一瞬の時間を大切にできずにいました。

最後にあなたに偶然会った時、あなたはとっても疲れた顔をしていましたね。

あの時私は自分の子供の悩みで頭がいっぱいで、自分のことばかり話してしまったのに、あなたは嫌な顔一つせず、優しくうなずきながら私の話を聞いてくれていましたね。

あなたの疲れたあの顔は、大変な病気と闘っているからだったなんて知らずにいて自分のことばかり考えていた私。本当にごめんなさい。仲間の多い活動的なあなたのことだから、てっきり連日飲み明かして疲れているのだと勝手に思ってしまった…。本当にこんな自分に呆れます。

それでもあなたはそちらで優しく笑ってくれているかしら。あの時、最後にあなたにあった時、もっとあなたを思いやることができればよかった。あなたが突然この世からいなくなってしまってから、私はあの時のことをずっと後悔しています。そしてそれからは毎日の一瞬一瞬を大切にして生きようと思うようになりました。

またあなたに大切な事を教わりましたね。

私の初めてのママ友になってくれてありがとう。そしてその気持ちをあなたに伝えられないままでいてごめんなさい。あれから私はあなたに教えてもらったことを心の中でずっと大切に思いながら、子供と一緒に毎日を過ごしています。一瞬一瞬を大切にしながら。

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rjfbcspcixape 2年 0 想いコメント 401 アクセス 0

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