準備した喪服、一番最初に着たのがあなたのためだったなんて

想い

一緒にいたのは大学入学のときから4年生のゴールデンウィーク前までっていう短い時間だったけど、仲良くしてくれてありがとう。

一緒にカラオケに行ってハモリ合ったり、CDの貸し借りして感想を話し合ったり、楽しかったね。そうやって一緒にいた時間もそこそこあったのに、体調が悪いことに気づいてあげられなくてごめん。

入院してからは手紙のやりとりでいろんな話をしたね。いちばん最後にもらった手紙の、いちばん最後の行。「体調に気をつけてね」って書いてくれたんだよね。

自分は病気で大変なのに、こっちのことまで気遣ってくれて。最後の最後まで、ずーっと優しくしてくれて、嬉しかったよ。

お葬式の前に、お母さんに「見てあげて」って言われて棺桶の中の姿、見たけど、何が起こってるのかよくわからなかった気がする。信じられないっていうか。

成人式のときに着たっていう着物、綺麗だったな。今でも、本当は亡くなったんじゃなくて、北海道に遊びに行ったら会えるんじゃないかなんて気が、ときどきするよ。

会えないって頭ではわかってるんだけど、なんていうんだろう、実感が伴わないっていうか。親に「そろそろ持ってた方がいい」って言われて準備した喪服、一番最初に着たのがあなたのためだったなんて、今でも信じたくないけど。

とりあえず、私はどうにか生きてる。ありがとう。そっちに行ったら、またよろしくね。

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imenpgrrddcxs 2年 0 想いコメント 415 アクセス 0

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